「嘱託殺人により亡くなられたALSの方は、大人の重度障害者が看護師から、子どものように扱われ、幼児のように話しかけられることをパターナリズムと批判するツイートをしていました。そのほか彼女のツイッターには、担当ケアマネや訪問介護員に対する憤りのコメントが記されています。」
というブログ記事を見ました。
この方に関しては、進行性の神経難病の方が死にたくなる要因は肉体的不便よりも、ご自身の社会的な自我の揺れや役割の崩壊の方が大きいということだと思います。
肉体的不便はケアスタッフの熟練で徐々に良くなってくるし、肉体的不便は周囲の人間の心温まる言葉や態度で乗り越えられたりする気がします。
進行性の神経難病の方々の介護は介護技術が熟練することがベースとしてありますが、何より相手の心理を想像して、ケアスタッフが自身の振る舞い方を考えることが大事であることを改めて認識させられました。
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